Norrona falketind Alpha120 Zip Hood
アメリカ特殊部隊のリクエストから生まれたポーラテック社のアルファ。通常、表地と裏地で挟まれて使用される中綿素材なのですが、近年、裏地をだけ廃した、表地と中綿であるアルファの2層タイプのアルファダイレクトと言われるアクティブインサレーションが発売されています。
Norronaは、このアルファを使ったアルファダイレクトから、潔く表地まで廃した中綿1層にした裸のアルファ! ”アルファネイキッド”にしてしまったのが、こちらのNorrona falketind Alpha120 Zip Hood。
冬に何層ものレイヤリングをする際、防風や防水はアウターシェルの仕事なので、インサレーションとして使用する場合は表地を廃して軽くできるという合理的な発想にとても驚きました。
表地を廃した分、毛足の長いオーバースペックとも思われるポーラテックアルファ120を採用して保温性を持たせる事で、激しいアクティビティーにも対応できる通気性を保ちながらより保温性も高く、よりコンパクト!より軽い!を実現。
例えば、Norrona falketind Alpha120の上に夏物のレインウェアで、耐水圧20,000mmのアルファ中綿の防水透湿性保温ジャケットをオリジナルで作ってしまうような使い方もできてしまうし、他のジャケットへの互換性の高さで今お使いになっているジャケットなどを生かすことができます。しかも、アルファダイレクトのジャケットの価格がざっくり倍くらいになってしまうことを考えると、互換性の高いこのウェアがウェアの破損の際にシェルだけ買い替えで済み、経済的負担も軽減してくれるのはありがたい。
アルファダイレクトは1着でさらっと完結できる便利さがあっていいのですが、他のレイヤーとの相乗効果で使えるシチュエーションが、どれだけ広がるかは使ってみていただければ絶対にわかると思います。
肩下から脇下、腰回りにテクニカルフリースの代名詞であるポーラテック パワーグリッドを施したことで、さらに可動域を広げてくれています。このグリッド(凸凹になった格子パネル)が、止まっているときには暖かさを、動いているときには肌に接している凸部分が吸汗して外へ拡散し、凹状のラインが空気の層を作り保温性と通気性を生み出してくれます。着ていて全くストレスありません。
全てのポケットにジッパーが付いているので、もう走っても飛んでも転んでも安心。
ライトウェイトだからって表裏地は抜いてもジッパーを抜かないのはありがたいです。
なんか、、、激薄激軽のインサレーションと極厚のベースレイヤーの中間?みたいな存在?他のウェアを、高性能にしてしまう威力に惚れています。汗をかく男のフリースです!一年を通してお守りのようにバックパックに入れておきたくなります。
普段からジムで鍛えられているお客様ですが、背中姿がより男らしくなり
スタイル共々見習いたい、素敵なお客様です。
さらっと着てもかっこいい!
クライミング、ロングルートトレッキング、ハイキングなどに。