第30回ハセツネCup 男子ダブル!①(レースプラン〜前日編)

こんにちは、山本諒馬です!

ハセツネダブルに出場してきました。
1周でもきついと言われるハセツネを2周もする、気の狂ったレースをめちゃくちゃ堪能してきましたので、皆さんにも是非お裾分けさせてください!!

◎レース結果

 ハセツネダブル 総合5位

 22時間22分00秒

【大会概要】

日本山岳耐久レース 長谷川恒雄CUP

世界的クライマーの長谷川恒雄さんの業績を讃え始まったこの大会。今では世界に羽ばたくトレイルランナーの登竜門と言われ、この大会で優勝することはとんでもなく価値のあることです。ハセツネの特徴と言えば、途中で補給できるものが1.5Lの水分のみということ。水分・カロリー計算などセルフマネジメントが非常に重要になってくるレースです。

今年は30回記念大会ということで、ハセツネダブルが開催されました。24時間以内にハセツネ71.5kmを2周、143kmのロングレースに変身します。ハセツネはスピードレースですが、2周はどんな展開になるのか誰も想像がつきませんでした。

【エントリー】

ハセツネはとんでもないスピードレースです。大会記録を持つ上田瑠偉選手の7時間1分なんて、ありえないレベル。僕はスピードレースがそれほど得意ではないので、ハセツネに出ることは考えてすらいませんでした。

そこに舞い込んできた大会本部からの招待。まさかのダブルに招待していただけました。こんなビッグレースからの招待なんて断る理由がありません。しかも2周なんて大好物ではありませんか。もちろん出ますと即答しました!

【下調べ】

ハセツネはサブ10できたらすごい、それを基に自分の走力だと9時間前半くらい行けるかなと思いました。それを2周に当てはめて、1周目10時間で2周目は12時間。22時間以内にいけたら万々歳だなと思ってました。

各関門の通過タイムも計画しました。

良く言われる「スタート〜浅間峠〜月夜見〜ゴール」3:3:4の法則を基に以下のように1周目の計画を立てました。

浅間峠まで3時間

月夜見まで6時間

長尾平まで8時間40分

ゴールまで10時間

1番心配だったのが水分です。42km地点まで水分補給がないため、速い選手でも5〜6時間分の水分を担ぐ必要があります。ハセツネの時期は10月頭で年によって気温が全く異なります。暑かった2018年は3.5Lでもギリギリという選手もいました。僕は2〜2.5lくらいの予定でいましたが、当日は曇り〜雨予報だったので2Lで行くと決めました。

重い水を担ぐ練習もしました!

【前日】

Hvitbartさんのショップにお邪魔しました。ハセツネに応援に来てくださるというお二人に会いに!また、ショップには僕に会いに来て下さった方もいて、みんなでランチを食べました。とても嬉しかったですね。そしてランチが身体に優しく、ハセツネ前の身体に染み込んでいくようでした。皆さんも是非秦野に行った際には、カフェと日本酒のRoostさんへ!

Roostさんにてみんなでランチ
HOUDINI大好き組

Hvitbartさんを後にし、前泊の立川に行きました。そこでいつも良く一緒に大会に出る万場さんと落ち合いました。万場さんの話はいつもタメになるので、同行させていただくのはとても有難いです。前日のカーボローディングは立川マシマシのマシライスに決めました。うますぎでかすぎでハセツネダブルの良い景気付けになりました。

立川マシマシ マシライス

第30回ハセツネCup男子ダブル!②(大会当日1周目編)へ続く

名前: 山本諒馬
生年月日: 1993年11月5日(28歳)
住所: 岡山県総社市
憧れの選手: 山本健一さん
所属: イーグル工業株式会社/走る栄養研究所RN

中学から10年間バドミントンに打ち込んでいましたが、相手の弱点を攻める対人競技をしているときの自分は常に怖い顔をしていました。そんなとき出会ったトレイルランニングは速い遅い関係なく、みんなが清々しい顔をしていました。なんてピースフルなスポーツなんだと思い、その魅力にどんどんはまっていきました。

自分のモットーは常に笑顔で走ること!自然環境や支えてくれる方々に感謝して走り、トレランで人生を豊かにしたいです。

〈直近の成績〉
・TAMBA100 アドベンチャートレイル 〈Pre-stage〉100mile   2位
・TAMBA100アドベンチャートレイル  100mile 7位
・石舞台100 100km 3位
・UTMF2022 18位(ニューヒーロー賞)
・くろんど輪舞曲 120K 優勝
・ハセツネダブル 143km 5位

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