奥武蔵ロングトレイルレース

こんにちは、Hvitbartです。

2023年6月17日(土)〜18日(日)に埼玉県飯能市を会場に奥武蔵ロングトレイルレースが行われました。距離は105K獲得標高8300m D+。(「D+」とは、Dénivelé(フランス語で標高差)のD、「+」は登りという意味です。 登りの(累積)標高差という意味です。)マナスルこえるのかぁ〜。
で、

大会当日の気温は、昼間30度越え!予報。
あっついマナスルかぁ〜。

まずは、出場した選手の皆様、大会運営の皆様、スポンサーの皆様、ボランティアの皆様、応援の皆様、ネットで注目してくれた皆様、その他関係者のすべての皆様大変暑い中お疲れ様でした。

当店のサポート選手である山本諒馬選は、今大会の招待選手として出場。なんと、今回は2週間前TAMBA100で2位だった万場大選手が山本選手のペーサーとして出場という力強い豪華サポート付き!

我々Hvitbart応援隊もスタートから応援しようと深夜現地入りの車中泊仮眠でスタート1時間前に山本選手と万場選手に合流。

スタート前に準備万端でレースモードの山本選手「緊張するなぁ、、、」

私、気の利いた事を思いつかずに声かけられず、、、小さい声で、、、心の中で、、、がんばれぇ〜

こんな時、なんて声かけたら選手はリラックスできるんでしょうね?

万場選手は爽やかな笑顔でリラックスモード。万場選手は、62キロ地点の元気プラザエイドからゴールまでの43キロほどを山本選手のペーサーとして出場するため、先回りして名栗元気プラザで準備する段取り。

シンガーソングライターの大貫永晴さんによって、大会のイメージソングが奏でられ、選手の皆様にパワーを注入していただいた後早朝5:00にレースはスタート。まだ朝なので、過ごしやすい気温と湿度。まずはスタートのお見送りで選手の皆様全員に声援を送る。全員、無事に頑張ってくださ〜い!


スタートしてからぐんぐん日が登り、日差しが強くなってから日中だいぶ気温上がりそうだと思いながら、我々Hvitbart応援隊は最初のウォーターエイドである東峠へ移動するために車で移動。途中ロードの区間で選手たちへ車から声援を送ることができた。

我々が東峠に到着し、選手が到着するまでボランティア(人生の大先輩である地元自治会の皆様)の方々と談笑。最初ちょっと強面な方々かと思ったら、みなさんアットホームで気の良い方ばかりでした。ここで、深い山の中で紅一点になってしまったP女史があまりにも気さくに愛嬌を振りまいて話しかけた為、山中場末のスナックP女史が開店。ワンカップ大関とあたりめがあったら、東峠でカラオケが始まりそうな雰囲気。
そんなことはさておき、肝心の山本諒馬選手は2位でエイドに到着し、しっかり水を補給し、冷静にエイドを通過。山本選手のいた先頭グループを見送り、縁もたけなわではございますが、我々はドロンさせて頂きます。しゅしゅしゅしゅしゅーっ!(手裏剣を投げる)と、場末のスナック東峠を後にしました。大先輩方末長くお元気で〜!

次は元気プラザエイドへ移動し、P女史が超豪華ペーサーである万場大選手登場から応援したい!とのご希望。一旦帰ってする予定の私の仕事の時間も考えずにコンビニでご飯とお菓子をゆっくり物色し、ご当地物を現地調達。急いで山の中にある元気プラザへP女史を置き去りにして、その場を任せて私は神奈川へ帰る。


圏央道大渋滞の中、やっと仕事場について休み無く仕事をはじめる。仕事中ずっと気になって、合間合間で追跡アプリ起動!
山本選手の順位がどんどん落ちてる、、、泣

TAMBA100で100キロ走っているのに、2週間で奥武蔵ロングトレイルはハードすぎて回復していなかったのかなぁ、、、それとも急に30度越えの暑さでUTMFの時みたいに体が対応しきれていないのかなぁ、、、と、ずっと考えながら仕事をしていました。ついに50位とかまで落ちてしまい、やっぱり体調面で不調が出たかまさか事故?さらにまさかのロストしてる?とか色々不安になって仕事が手につかん!
昼休み返上で仕事を終わらせ、急いで元気プラザへ向かう途中にそういえばインスタグラムにメッセージが入っていたなぁと確認すると、、、

ガチャさん→ヤノケン君→Hvitbartとリレーしてくれた


リョーマ君

ノーラ名栗

を1位で

OUT!

ヤノケンくぅん!ありがとぉ〜!
なんという朗報!
しかも一番知りたかった情報!
なんて間の良い子なんだ!
もう神!
で、この情報をヤノケンくんにリレーしてくれた、2週間前に台風直後のTAMBA100を走った
ガチャさん!ありがとうございます!


えっ?マジか!え〜〜〜〜!?

追跡アプリ再起動!再起動!再起動!渾身の念を込めてiPhoneに穴が空くくらい再起動!

携帯を振って

再起動!

。。。。。。まだ50位なんだけど、、、
とりあえず、追跡アプリ止まってるか何かの不具合と判明して、車の中で大興奮!

P女史にライン電話、、、繋がらんっ!
携帯電話、、、繋がらんっ!
何度も追い込み並みの鬼電!

山本君は、20キロ手前のエイドをだいぶ前に1位通過、、、のはず



一方その頃、、、

万場大選手は駅で牛丼特盛を食べてから、P女史と合流。

万場選手「諒馬君、来ないかもしれませんねぇ」
    「でも、きっと計測ミスですよぉ、、、」
    「レースの間隔短いから、本当は体調を考慮して出場辞退した方が良いと言ったんですけど、、、」
    「でも、歩いてもこんなに(順位が)落ちるはずないんですけど」

などと、やはり元気プラザなのに希望を口にしながらも、心は元気無くお通夜状態だった模様。

と、ここで万場大選手、本日のランチ献立

駅にて牛丼特盛を食べてきた後
あんこ入り餅 5個
ミニクリームパン 5個
差し入れえびせんべい 1袋
差し入れ海苔煎餅 1袋
差し入れサンドイッチ 1袋
差し入れバナナ 1本

P女史本日のランチ

おにぎり 2個
サンドイッチ 1袋
えび煎餅 (差し入れ横取り)
海苔煎餅 (差し入れ横取り)
バナナ 1本
その他もろもろ申告無し不明(半分やけ食い)

結構、、、食べてるねぇ、、、

LINE、電話、共に圏外為、時々P女史が電波の入る所へ出てはLINEや通知、追跡アプリを確認しに元気プラザを出たり入ったり。
こちらの状況確認の為に電波を探してLINE電話をくれたが、音声不調で会話にならず、携帯で掛け直すが、今度はこっちが電波の無いエリアに入ってなかなか会話にならない。
何度も試みて少しづつ情報を伝え、とりあえず

私「ヤノケン君から入ったメッセージ見ろ!」

P女史 「電 波ガ 入  ラナ クテ 見ラレナ、、、」

「エイドを1位通過してる

P女史「・・・・・」
圏外できれる。からのぉ〜?キレてないよぉ〜!と

電波状況長州力


だめだ、、、その後繋がらず。伝わったかなぁ、、、と不安になりながらも、まずは元気プラザへ向かう。
P女史はエイドのスタッフに現在の山本選手の状況を聞きに行き、測定ミスで前の前のエイドを2位か3位で通過したとわかり、万場君にそのことを伝えようとした瞬間、自分からのLINEが入ったそうです。

山本君も途中で何度かLINEを入れたり連絡を取ろうとしたそうですが、圏外で繋がらない状況。山本君は計測されていないことが分かっていたようで、山の中にいたスタッフへ元気プラザのスタッフに状況を伝えてくれとお願いしたそうですが、伝わっているかとても不安で、電波が入った数キロ手前でやっと万場君へラインを入れられたそうです。それがP女史が知った瞬間と同タイミング。P女史がエイドから元気プラザに着くと万場君は、急いで足にテーピングを貼り始めて準備をしていました。

万場君「山本君からLINEが来てまもなく到着するそうです。こんなん食べて走れるかなぁ〜?油断してましたぁ〜。山本君より遅かったりして〜笑」

P女史「でも計測ミスで1位良かったねー!アップしなくていける?山本君先に行かしても良いからねー」

万場君「でも1位じゃなくて、2、3位が良かったです〜」

万場君は、レース前に「優勝させます!」と力強く言ってくれていて、それを思い起こさせるキリッとした男らしい表情になってついに、

ペーサー万場大出陣!


山本君のエイドワークを最速でサポートし、山本君の先を走り仕事をする万場君、かっこよかったそうです。

僕は、元気プラザで大仕事をしたP女史をピックして次のエイドへ移動。

その後も、的確にラップを刻み、コースを見極め、エイドをこなし、励ましながらTAMBA100の疲れをひきづった山本君を引っ張ってトップのまま進んでいきました。

そこから我々応援隊は、いくつかエイドを探して応援しようとしましたが、追跡アプリが頼りにならず、ニアミスだったりで、最後のエイドである長念寺エイドでひたすら待ちぶせすることにしました。

とりあえず、皆様のおかげで元気プラザで元気とアドレナリンがブッパーです。ありがとうございました!

この後のエイドで先回りしようとしたのですが、ニアミスで出て行ったばかりだったり、エイドが見つからなかったりで、最後のエイド長念寺で張り付いて待つことにしました。ほぼ寝ていなかった応援隊も少し仮眠しながら休憩。

そろそろ来るかも?というタイミングでエイドの近くまで行き、ボランティアの方々と雑談した後、長念寺住職による韻を踏みまくるJラップのようなバースを浴びてしまい、こちらもアンサーを返す展開。これはサイタマノラッパー住職には負けられない!と、P女史の制止を振り払いバチバチのMCバトルが繰り広げることになり、P女史のため息で引き分けと言う事に、、、ココが自分の渾身のハイライト。住職にリスペクト〜。

日も暮れてしばらくすると、ショート35kの選手もちらほらエイドを通過していく中、山の上から向かってくるヘッドライトの灯りを待ち続けていると、ついに、、、

100キロ最速の男達が、生で見れる!来たーーーーーーーーーーっ!(織田裕二世界陸上より)

2人が走ってる姿を見届けるだけで、大した声もかけられないんだけど、ちょっと泣きそう。
頭の中で、サライがリフレインしてます。


えぇ、、、ここまで会えなかったので、この時は感動のあまり、撮影していることを忘れ応援してしまい、撮影やらかしてしまった俺の瞬間。

今日の友は明日の敵な瞬間からのぉ〜?仲良く記念撮影でおもひで作りしちゃう瞬間。

その時の写真がこちら。P女史撮影
山本選手が疲労しすぎて魂が抜けかけている瞬間。万場選手はシャッターチャンスには静止するスキルを身につけていることがわかる。プロです。

山本選手のエイドワークをサポートしている時に「グレートレースによく出てる万場さん!」と、住職に見つかってしまった瞬間。(万場選手は、結構大会のブースでも何故か気付かれない、某トレランショップへ行っても気付かれないのに、住職には見つかる。)
山本くんと万場くんに、住職のバースが始まったら自分の出番。「ここは俺に任せて、先に行けー!」という見せ場だったはずだが、先のアンサーで牽制していたためか何事もなく不発に終わる。

まだまだレースは終わってない。ゴールするまでがレースです。ということで、最後のエイドをOUT!

あぁ、、、いっちまったなぁ、、、

ついに、、、泣

あとはゴールで待つ!

しかしこの後、応援隊に亀裂っ!
寝不足でイライラしながらも、終わったら2人に何を食べさせるかで対立が勃発。
風呂に行って、うまいもの食べて腹一杯にさせて、早く2人に休息を取らせなきゃとネットで検索。
飯能市の夜は、飲食店、、、遅い時間はまだだいぶやってないね、、、ラーメン屋さんでさえ遅い時間に1件だけ。せっかくだから回復食になりそうで美味しいものもっとなんかないのか?と喧嘩をしていたら、

山本諒馬選手

フィニッシュ!の一報。

「えっ!?速すぎない?うそっ?」

とりあえずP女史とは一旦休戦して、急いでゴールへ向かう。
つまり、、、今回、肝心のゴールシーンを見逃すという大失態!本当にごめんなさい!
大反省して、現場カメラマンさん達に土下座して画像ください!とお願いした。
優しいカメラマンさん達が、ゴールの模様をAirDropで分けていただけました。

ありがとうございます〜!

では、感動のゴールの瞬間です。


それでは、改めまして

山本諒馬選手!

優勝!

おめでとうございます!

ゴールの瞬間!

ゴール直後の記念撮影

次の日の表彰式の模様です。
左から、山本諒馬選手、薬師寺裕人選手、鈴木裕児選手、武藤尚一郎選手、横内宣明選手
皆様、おめでとうございます!お疲れ様でした!

万場選手は、山本選手だけでなく入賞した選手全員に拍手を送っていました。
内輪だけで盛り上がらないように、山本選手以外の選手の表彰の時は応援団扇を仕まうなど、選手全員をリスペクトする姿勢で最後まで表彰式を見守り選手たちを称えていました。万場選手も優勝に値する仕事をしていました。
なんかこういう姿を見ていると、ペーサーって大人でカッコいいな〜と思っちゃいますね。


ここで、、、ゴールの瞬間、山本諒馬選手とペーサーの万場選手が並んでテープカットしているのですが、1ミリ万場選手が先にゴールしているように見える疑惑が上がっております。VAR判定でやっぱり万場くん優勝!なのではないか?

ということで、、、
第一回奥武蔵ロングトレイル100K  総合優勝
万場大選手!(ペーサー)

かもしれません!

これは、7/29夜7時の埼玉テレビで放送をみんなで観て、しっかり検証しましょう!
テレビ埼玉です!
テレビ埼玉です!
是非!ご覧くださいませ〜!

この写真、とてもかっこいい!

三苫の1ミリ、万場の1ミリと今後語り継がれる伝説となってしまうかもしれない事案です。
万場選手は、2週間前のTAMBA100のアドベンチャートレイル開催前日セレモニーの動画で2人のコメントを見ていただけると、もしかしたら伏線だったのかと思えて仕方ありません。ぜひ、TAMBA100アドベンチャートレイルの動画を見ていただき考察いただければと思います。きっと やっぱり山ちゃんには負けへんでと山崎邦正のガキの使いネタみたいなことをしたのかも知れません。今週末行われるONTAKEの後のキャンプでは、あつあつあんかけ対決で決着かっ?

山本選手を今後更なる飛躍をさせるために、万場選手から愛の1ミリメッセージ。

Hvitbart 応援隊は優勝ゴールを見ていないので、次回のレースはなんと今週末に行われるONTAKEで、2人の活躍をもう一度見せてくれるということなんだと思います!もう、ONTAKEが楽しみで仕方ありません!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です